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musescoreのクレッシェンドは、縦や横に引き延ばすことはできるのですが、傾けることはできません。 いずれアップデートされてできるようになるかもしれませんが、現時点ではできません。 そこで、ここでは2本の線を利用して、傾いたクレッシェンドに見せかける方法について紹介します。


1. 一般的なクレッシェンドの入力

まずは、基本的なクレッシェンドの入力方法を書いておきます。

クレッシェンド1

「パレット→線」からクレッシェンドを探します。

入力方法はとしては、2通りあります。

・音符を選択した状態でクレッシェンドをダブルクリックする。
・クレッシェンドをドラッグ&ドロップする。


2. クレッシェンドを傾ける

本題に入ります。

1) まず、2本の線を入力します。

クレッシェンド2

「パレット→線」の一番下に、単純な「線」という項目があります。

クレッシェンド3

これを、クレッシェンドを入力したい部分に2本ほど持っていきます。


2)「線」の太さを変更します。

クレッシェンド4

「F8」キーもしくは「編集→インスペクタ」よりインスペクタを開き、太さを0.13spに変更します。(デフォルトのクレッシェンドの太さ)

クレッシェンド5

設定されているクレッシェンドの太さは、「スタイル→一般→クレッシェンド、反復記号、8va」から確認でき、ここでデフォルトのクレッシェンドの太さを変更することも可能です。


3) 2本の線の位置を調整して、クレッシェンドに見えるように配置します。

クレッシェンド6

このとき、近くに本物のにクレッシェンドを置いてそれを参考に開き具合などを調整するといいと思います。


4) 完成!

クレッシェンド7

結構手間がかかるので、乱用はできないです。


3. 傾いたクレッシェンドを再生に反映させる

最後に、この傾いたクレッシェンドを再生に反映する方法について触れていきます。

1) 傾いたクレッシェンドと同じ部分に普通のクレッシェンドを入力します。

クレッシェンド8

2) 「F8」キーもしくは「編集→インスペクタ」よりインスペクタを開き、

クレッシェンド9

「表示」の部分のチェックを外し、非表示にします。すると、

クレッシェンド10

クレッシェンドか画像のように灰色で表示されます。

これで、印刷の際にはクレッシェンドが表示されませんが、再生には反映することができます。

ちなみに、この灰色のクレッシェンドをページ外に移動することで完全に見えなくすることもできますが、それをやるとクレッシェンドを消すことができなくなるので、おすすめはできないです…