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分断されたタイ1

画像のように、1番かっこをまたいで、2番かっこをタイでつながれた音符で始めたいこともあると思います。

ただ、普通に入力すると

分断されたタイ2

こんな感じに、非常によろしくない見た目になってしまいます。

今回は、上手な分断されたタイの入力方法を紹介します。


1. 基本的なタイの入力方法

↓こちらの記事をご覧ください。
タイの入力の基本操作


2. 分断されたタイの入力

仕様上、分断されたタイは入力することができません。

ここでは、スラーを利用して分断されたタイのようにみせかける方法を紹介します。

まずはじめに、分断されたタイの「見本」を作成します。

分断されたタイ3

分断されたタイの部分以外が入力されたこちらの楽譜。

分断されたタイ4

分断されたタイに近い部分をコピーして、別の新しい楽譜に貼り付けます。

分断されたタイ5

そして、1番かっこの小節を削除し、2番かっこのはじめの音にタイをつなぎます。

分断されたタイ6

このコピー楽譜の、2番かっこの手前の小節を選択し、「譜表の折り返し」もしくは「Enter」キーで強制的に改行します。

そうすることで、

分断されたタイ7

画像のようになります。

分断されたタイ8

ここを見本として、分断されたタイを作成していきます。

分断されたタイ9

「表示→楽譜を左右に表示」で、2つの楽譜を表示します。

分断されたタイ10

右側にコピーした楽譜、左側にタイを作成したい楽譜を配置します。

そして、「S」キーもしくは「パレット→線→スラー」からスラーを入力し、右側のコピー楽譜を参考に分断されたタイを作成します。

分断されたタイ11

これを、すべての音符に対して行って、完成となります。


3. 分断されたタイを再生に反映する

分断されたタイ1

こちら、見た目はタイですが、実際はただのスラーですので、再生すると音が鳴ってしまいます。

そこで、タイの終点の音符をすべて選択し、「F8」キーまたは「編集→インスペクタ」より、インスペクタを開き、

分断されたタイ12

「再生」のチェックを外します。

これで音が鳴らなくなり、ある程度の違和感は消し去れます。

それでもまだ満足できない方は、

分断されたタイ13

こんな感じに、反復記号を使用しない再生専用の楽譜を別に作成するといいと思います。